【PowerPoint】学会ポスターの作り方

PowerPoint 2013を使った学会ポスターの作り方をメモしておきます。

  1. 紙のサイズを設定する
    学会の要綱などに書いてあるポスターサイズを確認します。
    PowerPointの上部のタブの「デザイン>スライドのサイズ>ユーザー設定のスライドのサイズ」を選択します。
    スライドのサイズの指定は「ユーザー設定」を選択し、
    例えばA0ならば、幅 84.098 cm、高さ 118.899 cmにします。
  2. 次にテキストボックスを配置する目印を作ります。
    文頭がずれていると格好悪く見えるからです。
    私はピンクの矢印のような順番で読むことを想定していたので、
    図1のように真ん中だけ少し広く(4cm)スペースを取って、
    それ以外は各項目の間隔が3cmになるようにしていました。
    図形の長方形を使うと幅や高さを設定できるので楽です。
    図1. テキストボックスを配置する目印
  3. テキストボックスを目印にぴったり合わせて配置し、中身を書きます。
    図2. テキストボックスの配置
  4. 内容が完璧になったら2で作った目印よりも幅を細くして(1~2cmとか)縁を配置します。
    背景(ピンク)を配置
  5. 最後に目印を消して完成。
完成。


数あるポスターの中から注目してもらえるような工夫が大切です。
たとえば天文系だと地の色が青系のポスターが多くなるので、
あえてショッキングピンクを使うとかすると、
概要くらいは読んでもらえるかもしれません。

ポスターは立ち止まって読んでもらってなんぼなので、
読みたくなるような工夫が大事です。
例えば、説明の図のように文字だけだと読みたくないので、
文章は少なめにした方が良いです。
どうしても文字が多くなる時は、大事な単語に色をつけたり、太字にしたりして、
読みやすくしましょう。

パッと見て研究の要点が分かるようになっていると読む人に親切です。


ポスター会場は人でごった返しているので、
詳しく議論をしたいのにポスターの設置者が分からないことがあります。
せっかくの議論の機会を失わないためにも、
ポスターには顔写真を貼ることをお勧めします。

ポスターが完成に近づくとPowerPointが頻繁に落ちるようになるので、
こまめに保存するようにした方が良いです。


当日は配布用にA4サイズで何枚か印刷しておくと良いです。
あと、もしタブレットを持っているならば、
プレゼンテーションのバックアップスライドのような説明資料を
タブレットに用意しておくと便利です。

スライドデザインの本を1冊通読するとだいぶ変わると思います。
ちなみにオススメはこれです。

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