博士後期課程進学と就職で超悩んだときにどう決着をつけたか

つい最近まで、博士後期課程進学と就職で超悩んでいた。
結局、就職することにしたのだが、決心するまでのプロセスを記録しておこうと思う。

高校2年
博士まで研究することを決意
修士1年7月
「年末までに論文が書けなかったら就活する」覚悟を決める。
進路について見直す基準を設けただけで、就職するとは言っていない。
修士1年12月
研究で挫折。論文も書けず、進路について考える。合説に参加。
指導教官に就活と学振を同時並行で進めることを宣言。
修士1年1月
研究メインで、空いているときに合説やインターンシップに参加。
就職相談室に行く。
修士1年2月
研究メインで、インターンシップに参加。
修士1年3月
学会と就活(2社)。学振も書き始める。月末に内々定。
修士2年4月
死ぬほど悩む。
月末、就職に決める。

就活に失敗したら、「私に社会は向いていないんだ、研究が天職」と考えようと思って、
本当に就職したい会社を1~2月に探した。結局2社に絞って就活。
学振の書類集めと書類書きも間に合うように始めた。



就職か進学か悩んでいる間にやったこと
大学の就職相談室に相談
内定をもらうために最低限すべきことを教えてもらう。ESの添削。
進路の相談というより就活のノウハウを教えてもらった。
研究に最大限のエネルギーを注げたのはここのおかげ。
大学の博士人材センターに相談
博士・ポスドクの就職センターみたいなところ。
博士の就職についてや、就職しても社会人学生や退職して入り直す方法があることを教えてもらう。
進学、就職のメリット・デメリットについても教えてもらえた。
友人に会う
研究室の先輩、研究者志望だったが就職した先輩、学部卒業で就職した友人、研究者志望の友人、同じように人生設計について悩んでいる友人に会って話を聞く、聞いてもらう。
自分の考えを客観的に見るきっかけになった。悩んでいるときの気分転換にもなった。
かなり大事だと思う。
本を読む
「LIFE DESIGN スタンフォード式最高の人生設計」を読んだ。
それまで進路について漠然と悩んでいたが、悩む方法が分かった。

企業の人と話す
面接の逆質問で博士の人はどうして採らないのか聞くなどした。
内々定先の人と会う
就職したときのイメージを作るのに役立った。
学振を書く
進学した場合の3年間をイメージするのに役立った。

かなり悩んでいたけれど気づいたら決心がついていたので、悩むだけ悩めば結論は出るものなのだなぁ、と思った。
就活も学振準備も本気でしたことが大きな判断材料になったと思う。

決心した理由より決心するまでのプロセスの方が大事だと思うけれど、
一応理由も書いておきます。
・就職した未来の方が想像しやすかった。
・内々定先の社員さんに目標としたい人がいた。
・石橋が壊れるまで叩く性格なので、安定した職に就いた方が生きやすいと思ったから。
・学振の研究計画が1年で達成可能かもしれないと気付いた。

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